防犯カメラの普及促進を

2022年12月議会一般質問より

質問事項3.市民参加型街頭防犯ネットワークカメラの普及促進について(西田よしあき)
 近年、防犯カメラに残された映像により事件や事故が解決に向かうケースが多く見受けられるようになりました。また、防犯カメラが設置されているというだけで地域の犯罪抑止に大いに役立つと考えます。より安全で安心なまちづくりに防犯カメラは必要不可欠な存在になってきていると感じています。
 そこで質問です。
 (1)設置台数や活用実態など現状と今後の展望について、本市の見解をお伺いします。
 (2)として、本市が提供する防犯カメラのサーバーが、ブロードバンド回線の最新バージョンに対応していないとの話を聞きますが、ブロードバンド回線の通信方式のバージョンも含めてお伺いします。

答弁(松戸市市民部長)
質問事項3.市民参加型街頭防犯ネットワークカメラの普及促進についての質問要旨(1)(2)につきまして順次御答弁申し上げます。
 初めに(1)についてでございますが、市民参加型防犯カメラの設置台数は、先日、丹呉顕子議員の御質問に御答弁申し上げましたとおり令和4年3月末現在290台で、警察からの捜査関係事項照会を受け、画像提供等を行った防犯カメラは延べ63台となっております。
 市民参加型防犯カメラの設置場所については「防犯カメラ作動中」のプレートを掲示しており、このプレートが犯罪抑止並びに地域の皆様の体感治安の向上に寄与しているものと考えております。
 今後もより多くの方に市民設置型防犯カメラの効果や必要性を知っていただくため、市のホームページや広報まつど防犯特集号などで周知するとともに、さらなる設置促進に向けた啓発をしてまいります。
 続きまして、(2)についてでございますが、現在本市では、防犯カメラのサーバーにつきましては通信方式がIPⅴ4(インターネットプロトコルバージョン4)を使用したものとなっております。このサーバーに接続できない通信方式IPv6が一般家庭で使われ始めたことから、サーバーに接続できない事例を本年6月に初めて確認したところでございます。
 今後の対応につきましては、インターネット環境の推移等を見据えながら、対応を検討してまいります。

要望(西田よしあき)
質問事項3.市民参加型街頭防犯ネットワークカメラの普及促進についてです。
 防犯カメラの設置は、記録された画像や動画などのデータにより、事件や事故の解決に役立つだけでなく、設置されていることが犯罪の抑止力になることから、地域を守る役割を大いに担っていると考えます。そうした面からも、新たに普及し始めたインターネットプロトコルバージョン6に対応することが、市民参加型街頭防犯ネットワークカメラの今後の普及に影響を及ぼすことも考えられることから、防犯カメラが増設される環境を整えていただきますよう要望いたします。

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