視察レポート
広報委員会(令和6年2月1日~2月2日)
安城市の議会だよりは、表紙を市内7高校が輪番で担当し、それぞれの生徒が従来にとらわれることなくイラストや写真などで自由に紙面を構成、明るい雰囲気を醸し出している表紙が多いように感じる。
また、予算・決算など税金の使い方や各議員の一般質問などにイラストや写真が多く使われ、手に取って読んでもらうためのアイデアが数多く採用されている。「議会が何をやっているか分からない」との市民の声が紙面改革のきっかけという。
各委員会の行政視察の報告なども紹介している。
東浦町の議会だよりは、「読める」「分かる」「つながる」を基本方針に、編集委員が入れ替わってもクオリティが維持できるよう編集方針や取材マニュアルを作成してある。
編集方針のキーワードは「住民」との印象を受けた。視察の目的として、「手に取って読んでもらう紙面づくり」をテーマにしていたが、東浦町議会だよりの製作過程からは、議会や議員側の情報を一方的に伝えるための工夫ではそもそもなく、「東浦町、こうだといいな。」コーナーに代表されるような、住民を取材することから聞くことができる「広聴」活動に刺激を受けた。
どちらの視察も大変意義深いものだった。今後の議会だよりに活かせるよう工夫してまいります。